ズバリ、安いシリコンが入ったシャンプーです!
一時期シリコンシャンプーが良くないとされ、ノンシリコンシャンプーが
もてはやされましたが、シリコンには粗悪なもの、良質なものと種類が沢山
あります。
主にドラッグストアで販売している1000~2000円以下の安いシャンプーが
には安価なシリコンが使用されています。(粗悪なシリコン)
これらは主に
- コーティング作用
- 手触りの向上
を目的に使われ、シャンプーしてすぐに艶っぽく実感できるのです。
しかし、シリコンの蓄積により
髪が重たくなり、べたつく原因にもなり
サロンでカラー染めをするときに
なりたい色味にならなかったり、厄介であるのは
確実です
最初は手触りがいいのですが、ゆすぎが甘かったり
シリコンが蓄積されると髪の毛が乾きにくくなり
ドライヤーの時間が長くなります。
長くなるということは乾かすために
摩擦が増え、余分に熱を与えることで
髪の毛に負担がかかり
切れ毛、ぱさぱさ、艶がなくなります。
安いシャンプーに多く使われているシリコンは
- ジメチコン
- シクロメチコン
- アモジメチコン
- ジメチコノール
特にジメチコンはメジャーで高い、安い関係なく
配合されています。
イメージとしては安いシャンプーにジメチコンの配合
が多く、高いトリートメントにも配合されていますが
基本トリートメントは髪の一番まとまってほしい場所に
つけたり、ジメチコンだけで成分が構成されてないので
問題がないかと思います
こういった安いシリコンは
水に溶けにくく、髪に残りやすいのです。
シャンプー➡トリートメント➡洗い流さないトリートメントを
全制覇してしまうとご想像の通りベッタベタになり
美容室での施術の失敗につながる可能性もでてきます。
高品質なシリコンは
- PEG-○○ジメチコン
- 水添ポリデセン
- トリメチルシロキシフェニジメチコン
- 軽い感じで、べたつきや重さくを感じにくい。
- 髪表面に一時的な保護膜を作り、シリコンが蓄積しにくい。
- 水に溶けやすく、髪に残りにくい。
これらはサロン専売品や高級シャンプーに使われることが多く、髪の質感を
整えつつもシリコンのデメリットを抑えます。
なかには高級なものにもジメチコンが表示されていても
上記に書いたように問題ないと思われます。
なので地肌にはトリートメントはつけないようにしましょう。
コスト面を考えたりすると仕方なかったりします。
ノンシリコンはどうなの?
ノンシリコンは表面の膜を張らないので、きしみを感じやすいです。
コーティング力がゼロなので、成分によりますが軽く地肌ケアを重視したいなど
自然派志向のかたにはいいかもしれません。
なのでパーマ、縮毛矯正、カラーをしている場合は摩擦で傷みがちなので
良質なシリコンがはいったシャンプー、もしくはトリートメントを使用したほうが
髪を守ってくれます。
あと個人的にカットだけの方や、ヘナを何年もされていてすでにツルツルであれば
ノンシリコンでもいいかと思います。
おすすめの使い分け
- 安価なシリコン➡とにかく安く手触りをよくしたい。ただしジメチコンは蓄積により毛穴をふさぐので、定期的なクレンジングシャンプーや炭酸シャンプーなどで ケアを併用するのが理想です。
- 高級シリコン➡髪のまとまりや艶が欲しいけど、重たくしたくない。ダメージしているので 絡まりをふせぎたい。髪にいいのを使いたい。
- ノンシリコン➡地肌をスッキリさせたい。カットだけで髪に傷ませることはしていない。 軽い仕上がり好み。ヘナをしている。
安いシャンプーを使ったらダメだというわけではないですが
使うのであれば、クレンジングシャンプーでシリコンを残留を除去するなど
意識はするといいですね。
地肌に詰まると健康な髪が生えにくくなるので
ゆすぎがもしっかりして健康な髪を維持しましょう!
他には、シャンプーの洗浄剤の種類についての記事もあります。
こちらも是非どうぞ!