どんなシャンプーに注意したらいい?

ズバリ、安いシリコンが入ったシャンプーです!

一時期シリコンシャンプーが良くないとされ、ノンシリコンシャンプーが

もてはやされましたが、シリコンには粗悪なもの、良質なものと種類が沢山

あります。

主にドラッグストアで販売している1000~2000円以下の安いシャンプーが

には安価なシリコンが使用されています。(粗悪なシリコン)

これらは主に

  • コーティング作用
  • 手触りの向上

を目的に使われ、シャンプーしてすぐに艶っぽく実感できるのです。

しかし、シリコンの蓄積により

髪が重たくなり、べたつく原因にもなり

サロンでカラー染めをするときに

なりたい色味にならなかったり、厄介であるのは

確実です

最初は手触りがいいのですが、ゆすぎが甘かったり

シリコンが蓄積されると髪の毛が乾きにくくなり

ドライヤーの時間が長くなります。

長くなるということは乾かすために

摩擦が増え、余分に熱を与えることで

髪の毛に負担がかかり

切れ毛、ぱさぱさ、艶がなくなります。

安いシャンプーに多く使われているシリコンは

  1. ジメチコン
  2. シクロメチコン
  3. アモジメチコン
  4. ジメチコノール

特にジメチコンはメジャーで高い、安い関係なく

配合されています。

イメージとしては安いシャンプーにジメチコンの配合

が多く、高いトリートメントにも配合されていますが

基本トリートメントは髪の一番まとまってほしい場所に

つけたり、ジメチコンだけで成分が構成されてないので

問題がないかと思います

こういった安いシリコンは

水に溶けにくく、髪に残りやすいのです。

シャンプー➡トリートメント➡洗い流さないトリートメントを

全制覇してしまうとご想像の通りベッタベタになり

美容室での施術の失敗につながる可能性もでてきます。

高品質なシリコンは

  1. PEG-○○ジメチコン
  2. 水添ポリデセン
  3. トリメチルシロキシフェニジメチコン
  • 軽い感じで、べたつきや重さくを感じにくい。
  • 髪表面に一時的な保護膜を作り、シリコンが蓄積しにくい。 
  • 水に溶けやすく、髪に残りにくい。

これらはサロン専売品や高級シャンプーに使われることが多く、髪の質感を

整えつつもシリコンのデメリットを抑えます。

なかには高級なものにもジメチコンが表示されていても

上記に書いたように問題ないと思われます。

なので地肌にはトリートメントはつけないようにしましょう。

コスト面を考えたりすると仕方なかったりします。

ノンシリコンはどうなの?

ノンシリコンは表面の膜を張らないので、きしみを感じやすいです。

コーティング力がゼロなので、成分によりますが軽く地肌ケアを重視したいなど

自然派志向のかたにはいいかもしれません。

なのでパーマ、縮毛矯正、カラーをしている場合は摩擦で傷みがちなので

良質なシリコンがはいったシャンプー、もしくはトリートメントを使用したほうが

髪を守ってくれます。

あと個人的にカットだけの方や、ヘナを何年もされていてすでにツルツルであれば

ノンシリコンでもいいかと思います。

おすすめの使い分け

  • 安価なシリコン➡とにかく安く手触りをよくしたい。ただしジメチコンは蓄積により毛穴をふさぐので、定期的なクレンジングシャンプーや炭酸シャンプーなどで ケアを併用するのが理想です。
  • 高級シリコン➡髪のまとまりや艶が欲しいけど、重たくしたくない。ダメージしているので    絡まりをふせぎたい。髪にいいのを使いたい。
  • ノンシリコン➡地肌をスッキリさせたい。カットだけで髪に傷ませることはしていない。          軽い仕上がり好み。ヘナをしている。

安いシャンプーを使ったらダメだというわけではないですが

使うのであれば、クレンジングシャンプーでシリコンを残留を除去するなど

意識はするといいですね。

地肌に詰まると健康な髪が生えにくくなるので

ゆすぎがもしっかりして健康な髪を維持しましょう!

他には、シャンプーの洗浄剤の種類についての記事もあります。

こちらも是非どうぞ!